さて皆様こんばんは。ヒロセです。
今日は断酒と精神力についてお話したいと思います。
精神力を使った断酒
かの禁酒セラピーの著者であるアレン・カーはこう言っています。
「精神力で禁酒は出来ない。」
と。
本当にそうでしょうか?
精神力で禁酒することの意味
ここで言う精神力とは、「飲みたい!でも飲んではいけないのだ!」と、我慢をする事だと思います。
これでも多分、数日は我慢出来るでしょう。
鋼の意思を持つ人ならば数ヵ月あるいはもっと長い期間、我慢し続ける事が出来るかもしれません。
しかし、我慢というのは疲れるものです。疲れてくるといつかはきっと挫折するのではないでしょうか。
よしんば我慢し続ける事が可能だとして、この先ずっと我慢しながら生きて行くのって辛過ぎると思うのです。
せっかく酒を飲まないでいるのに惨めな気持ちで過ごすとか切なすぎですよね。
アレン・カーの言う「精神力で禁酒は出来ない」と言うのはこういう事だと思います。
つまり、この場合、前提として「酒はいいもの」という条件があり、いいものを我慢するから続かないということになります。
酒はいいものなのか?
では、酒、もしくは飲酒とは人にとっていいものなんでしょうか?
ちまたでよく言われている酒のメリットを挙げてみましょう。
酒を飲むとリラックスできる。
酒を飲むとストレス解消になる。
酒を飲むと勇気がでる。
etc.etc.・・
ここで一つ一つメリットを否定してもいいのですが、残念ながら長くなりすぎるので割愛します。知りたい人は禁酒セラピーを読んでくださいね。
答えをいいます。
酒、飲酒にはメリットは一切ありません!
デメリットのみです。
酒にメリットがないことを学習することで、「酒はいいもの」であるという前提条件が崩壊してしまいます。
すると、「いいものを我慢する」必要もなくなります。
アレン・カーはこうも言っています。
「禁酒に精神力は必要ない。」
と。
酒がいいものでない以上、我慢など必要ない。よって禁酒に必要なのは精神力ではなく、真実を知ることだと説いているのです。
で・も・ね・
そんな事、酒で酷い目にあった人ならみんなわかっているのではないですか?
じゃ、なんで酒をやめられないのでしょう?
酒の本当の正体とは
ではここで酒の本当の正体をお話しましょう。
酒とは、人の精神を支配し、肉体を破壊する猛毒です。
酒とは、古き良き友人のフリをしてあなたの傍らに佇む悪魔です。
酒とは、人類史上最も古く、最強最悪のドラッグです。
酒とは、人類にあまねく災いの種を撒き散らす麻薬です。
まだまだこんなもんじゃ物足りない位、酒の害悪は根深いものです。
そして困った事に、ほとんどの人はそれに気付かずに洗脳されたままなんです。
酒の毒にやられ、地獄を見てきた人だけが、それに気付き酒の魔力に抗おうとするのです。
なぜ本当の正体を知って尚、酒がやめられないのか
それは精神力の使い方を間違っているからです。
我慢するだけではダメなんです。
酒の本当の正体を常に思い描き続ける事です。
人生で出会ってしまった酒という災いに対して、敵であると認識し続ける事です。
「酒なんぞに負けてたまるかよ!」という想いを新たに念じ続ける事です。
そのためにこそ、精神力を使ってください。
きっと、「いいものを我慢」するよりもずっと止めやすくなるはずです。
まとめ
今回は断酒に精神力が必要なのか必要ないのか?
また、断酒のための考え方などを紹介しました。
断酒に挑んではみたものの、つい飲んでしまう・・
飲んではいないんだけど、飲みたくて仕方ない・・
などの人が楽な気持ちで断酒に望めるなら幸いです。
断酒18日目
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