どもども!ヒロセですよ。
みなさんは痩せてますか?太ってますか?それとも筋肉質ですか?ガリガリですか?
みなさん現状は人それぞれだと思いますが、一部の特殊な人を除いて、「俺(私)は太りたい!脂肪でブヨブヨになりたい!!」って人はいないんじゃないでしょうか?
みんな、痩せてキレイになりたい、または引き締まった筋肉質な身体になりたい、と思っているハズです。
ここでみんな挑戦するのが「ダイエット」。
今日はダイエットと言うよりも新しい栄養学とも言える「糖質オフ」の話をしてみたいと思います。
そんじゃ、張り切っていってみよー♪(^^)/
目次
カロリー制限か糖質制限か
カロリー制限とは
カロリー制限は一昔前まではダイエットの基本と言われていました。
いわゆる摂取カロリー≦消費カロリー。
摂取カロリーよりも消費カロリーを増やす事で痩せようという考え方です。
この場合、栄養バランスは「日本人の食事摂取基準(2015年版)」のPFC(プロテイン、ファット、カーボ)バランスに基づいて全体のバランスを保ったまま、カロリーを抑えるのが基本となります。
これはいまだ主流となっている糖尿病の療法食と同じ考えになります。
糖質制限とは
カロリー制限がPFCバランスを保ったまま総量を制限するのに対して糖質制限はPFCバランスを変える事に重点を置いています。
すなわちC(カーボ=糖質)を減らしてその分、PF(プロテイン、ファット)を増やす方法です。←こことっても大事です!
結論から言いましょう。
カロリー制限では短期的に痩せても長期的には筋肉がやせ細り、リバウンドしやすい身体になります。
糖質制限では太った人は余分な脂肪が落ち、痩せた人は筋肉が付き、理想的な体型へ近づきます。
糖質制限でなぜ痩せるのか?
糖質摂取で太るメカニズム。
なぜ痩せるかを知るにはなぜ太るかを考えた方が早道です。太る習慣をやめる事が出来ればおのずと適正体重まで痩せます。
まず、糖質を過剰に摂取する事により、血糖値が上がり、上がった血糖値を下げるためにインシュリンが分泌されます。インシュリンは別名「肥満ホルモン」と言われ、糖質を脂質に変化させ、脂肪細胞にため込む働きをします。
そして困った事に太った身体はインシュリンの効き目が悪くなります。これを「インシュリン抵抗性」と呼び、こうなると効き目が悪くなったインシュリンの働きを補填するために、さらにインシュリンが分泌され、さらに太るといった悪循環が回りはじめます。これが肥満の始まりです。
糖質制限で悪循環を断ち切ろう。
糖質制限をすると血糖値は上がりません。血糖値を直接上げるのは糖質だけです。
血糖値が上がらなければ、インシュリンも分泌されません。
当然、糖質を脂質に変化させ脂肪細胞にため込む働きもされません。
よって太らない=現状維持もしくは痩せるといった訳です。
糖質を摂らないとフラフラするのはなぜ?
糖質依存という罠。
ずっと毎日3食白米や食パンを主食として食べてきた人が急に主食を食べるのをやめると何が起きるでしょうか?
糖質制限を試してみた人なら多分、程度の差こそあれ経験したと思います。お腹が減ってフラフラになったんじゃないでしょうか?
お腹が減ってフラフラ・・って辛いですよね~( ゚Д゚) これこそが糖質制限が続かない最大の理由だったりするんですが、フラフラになる原因がその糖質にあるとしたら、どうでしょう?
糖質を摂取すると身体はまず糖質からエネルギー源として使います。3食絶えず糖質を摂取していると常に糖質をエネルギー源として使っていることになります。
すると、身体は糖質以外をエネルギー源とする回路を休止させます。この状態で急に糖質をやめると身体の中に蓄えられていた糖質を使い果たしたあと、エネルギーが枯渇してしまいます。
これがフラフラの正体です。イライラしたり、集中力が低下するのも原因は同じです。
糖質の頻繁な摂取により、身体は糖質以外のエネルギーを直ちに使う事が出来なくなり、エネルギーの枯渇により動けなくなる・・それを解消するために糖質を摂取し、ますます糖質しか使えない身体になってしまう。
これが糖質依存の状態です。
糖質以外のエネルギー源とは。
もうお分かりですね。PとF、すなわちタンパク質と脂質です。
タンパク質はアミノ酸に、脂質は脂肪酸、さらにはケトン体に分解されエネルギーや身体を作る材料、そして最低限必要な糖質の材料としても利用されます。
糖質制限を語るとき専門家が最もよく言う反論として、「脳細胞はブドウ糖しか利用できないから糖質を摂らないと頭が回らない」という説があります。
理由として脂肪酸は血液脳関門を通れない、よってブドウ糖のみが脳の栄養足りえるという説ですが、今はケトン体が脳関門を通過し脳のエネルギーとなることがはっきり証明されていますし、むしろケトン体こそが脳の本来のエネルギー源ではないかという説が有力になっています。
糖質以外をエネルギー源として使えるようになるには。
糖質依存から抜け出そう。
では糖質依存となってしまった身体を元に戻すにはどうすればいいんでしょうか?
残念ながら、これは依存対象を止めるしか手段はありません。
糖質を止めてから身体が適応するまでおよそ2週間と言われています。この2週間を乗り切る事こそが糖質オフのコツです。
一度、身体の機能が回復すると、多少糖質を摂取しても摂取した糖質が枯渇した時点でスムーズに代謝が切り替わり、エネルギー切れを起こす事なく脂肪が燃焼する体質に変わります。
しかし、2週間もガマン出来ないよ・・という方もいると思います。私もそうでした。
そういう人たちでも安心してください。とっておきの方法があります!
MCTオイルでエネルギー補給。
糖質依存のエネルギー代謝から脂質メインのエネルギー代謝への起爆剤ともいえるのがMCTオイル(中鎖脂肪酸)です。
体内の糖質を使い切ったタイミングでMCTオイルを摂取すると、速やかに吸収されケトン体が生成されます。
ケトン体がエネルギーとして利用され始めれば、エネルギー切れによるフラフラもイライラも起こりません。
それどころか、体内に蓄えられている脂質が分解され、さらなるケトン体として利用されるため、長時間にわたって食欲がオフになります。
MCTオイルの摂り方。
このように有用なMCTオイルですが、1つ欠点があります。
それは消化吸収が早いため、胃腸に負担がかかるという点です。
簡単に言えば、下痢します・・
下痢を回避するためには飲み物に少量ずつ(大匙1杯程度)混ぜて乳化させ摂取する事です。
味噌汁やコーヒーなどに同量のバターと共に入れ、かき混ぜて乳化させていただきましょう。
コーヒーに使う場合、バターは無塩にしましょう。
なぜバターかというと、まず良質な脂質という事。
そしてもともと牛乳の中で乳化していた脂なので、乳化しやすく、MCTオイルもろともに乳化させやすいという特徴を持つためです。
安いからといってラードを使用する人もいるようですが、少し時間が経つとガッツリと分離します。
高くてもバターの方がモアベターですよ。
私の経験上、朝1杯のバターコーヒーを飲んだら2時間位で少しの腹痛の後4~5時間食欲がなくなります。
一緒にプロテインなどを飲んだ場合、食欲オフの時間が短くなるようです。
タンパク質を意識して摂ろう。
朝のMCTオイルで食欲をオフにしたら、仕事中食事を摂らなくても平気になりますが、あえてタンパク質メインの食事を摂るようにします。
糖質をカットした分、タンパク質と脂質でカロリーを摂らないとどんどん痩せていってしまいます。
脂肪が減るのはいいんですが、筋肉まで減ってしまうとリバウンドしやすい体質になります。
脂肪を燃やしてくれるのは筋肉です。減らさないよう、しっかりとタンパク質を摂る事が大事です。
まとめ
・長期的、健康的にダイエットするならカロリー制限より糖質制限。
・糖質制限にスムーズに移行するためにMCTオイルを摂取しよう。
・糖質を制限した分、タンパク質と脂質を余分に食べよう。
まだまだ書けそうですが、長すぎて読者が疲れるといけないので今日はこの辺にします。
ち、違うんだからね!断じて私が疲れ切ってしまったとかじゃーないんだからね!!w
ていうことにしといてお願い。。。
皆様のスタイルが良くなり笑顔で暮らせますように。
それではね♪
コメントを残す